パーツあれこれ：パチモノPCC？！

今回はPCC（Personal Charger Casing）の話。

現在私は2台のPCCを持っているのだが、片方がど～もパチモノっぽい。
この写真のシルバーの方が、その疑惑のPCCだ。

一見、黒いヤツ（正規品）とまったく同じようだが、よく見ると充電状態等を示すLEDが2個しかない。いろんなページでPCCの写真を見てみたが、コイツのようにLED2個のヤツは見かけなかった・・・。

いったい、コイツは何者なんだろうか？

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なお、パチモノと騒いでいるが充電自体はマトモにできる。空になったバッテリを挿したところ、しばらくすると満タンになっていた。

だが、充電時のLEDの光る位置が異なる。
Wikiの記載にもあるように、正規品だと一番上のLEDが光るが、パチモノ疑惑PCCではそれに該当するLEDが無い。代わりといってはなんだが、一番下のLEDが光る。

なおパチモノ疑惑PCC自体をUSBに接続して充電する場合、上のLEDが点灯する（正規品だと一番下）。


違いはLEDだけでなく、ケース内にも及んでいる。

・正規品ではバッテリを入れれば抵抗無く収まるが、パチモノ疑惑PCCでは力を入れて押し込まないと入らない。

・正規品では穴の開いている面がプラスチックだが、パチモノ疑惑PCCではフェルトみたいなやわらかい材質。

・バッテリを収める際の、マニュアルスイッチの向きが異なる。

・正規品ではバッテリ挿入口の2個隣の穴が深く、カートリッジを付けたままのアトマイザを挿してフタを閉められる。
一方、パチモノ疑惑PCCではバッテリ挿入口以外の３つの穴が同じ深さで、カートリッジを付けたままのアトマイザを挿したままだとフタを閉じれない高さになる。アトマイザを収める際は、カートリッジを外す必要がある。


とりあえず充電できることはできるので役立たずとは言えないが、イマイチ使い勝手が悪い・・・。


なんとなく分解してみた。
正規品では簡単に分解できないよう、側面がネジだけでなくリベットみたいので固定されているが、パチモノ疑惑PCCはネジのみで固定されているので、簡単に開腹できる。



う～む・・・意外とマトモだ。
基板上もLEDは2個しか実装されておらず、空きパターンも無い。パチモノ疑惑PCC独自の設計のように見える。

基板上に「SEL46.5MM*W27.5MM*T1.0MM」、「JS-DZYCD0003A1」、「LZJ091016」と書かれている。最初のヤツは基板のサイズだろうか？後ろの二つは型番やシリアル番号かな？
ググってみても何もヒットしなかったので、詳細は不明だ。

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結局、パチモノ疑惑PCCの正体は不明。

はっきりしているのは、正規品より使い勝手が悪く、緊急時の予備ぐらいしか使いたくない・・・ということ。
う～ん、ダメだな、こりゃ・・・。


ちなみに入手経路だが、値段の安さが売りのショップで注文したスターターキットに付いてきた。バッテリやアトマイザなどはまったく問題なく、PCCのみアヤしかった。
なお、Web上の説明内容が現在では更新されてしまっているため、注文時の写真がパチモノ疑惑PCCだったか不明だ。

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てなコトで、電子タバコ・・・特に海外販売品の場合、実際に商品を見れない上に業者も個人に毛が生えたレベルが多いため、こーいったヘンなパーツを掴まされてしまう危険性もある。
まぁ、Web検索しても同じようなトラブルは見かけなかったので、稀な事例だとは思うが、「こんなこともあるよ」ってことで参考に。


それから、このパチモノ疑惑PCCの情報をお持ちの方がいらっしゃれば、コメントなどで書いてくれるとありがたいです、はい。







今日の格言：

（喫煙者は非喫煙者よりも平均寿命が３年短いというデータについて）
３年も早く死ぬなら、今のうちにもっと吸っておかないといけませんね。



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